「物理の小道」のWebサイトも昨年11月7日にスタートから4ヶ月を経過し、 コンテンツも充実してきたと自負しているところです。 開設以来、当「物理の小道」サイトは閉じたWebサイトとして、 神戸高校の「高大連携受講者」と「物理選択者」だけに向けたホームページを運営してきました。 サイトの訪問者も限定されていたため、2004年になってアクセスも定常状態で安定したものでした。 ところが、アクセス数が2004年3月5日を境に急増しました(右の図1、2)。 そこで、このアクセス急増の原因を探るため、ホームページのアクセスログを詳しく解析ました。 その結果を次に示してみました。
アクセスログを詳しく見てみよう。
Webサイト開設当初のデータについては、詳しいアクセスログは残っていませんでした。
開設当初からの継続データがあればよかったのですが、昨年末のアクセスログの一部が見つかりました。
そのアクセスログのデータが昨年末のデータでした(下の図4)。
図4のグラフを見ると、アクセス数は今と比べると非常に少ないことが分かります。
開設以来徐々に増加傾向は続いていましたが、低いレベルでした。
その後、50から100ページビューの間で定常状態が続いていました。
そのような安定したアクセス数のレベルが3月5日に大きく変わりました。
それまでの平均アクセス数の5倍と激増したのでした。(右上の図1、2)。
それ以降もアクセス数は落ち着きながら100から200ページビューのレベルを維持しています(右下の図3)。
アクセス数の変化については複雑な要素が存在します。 Webサイトに訪れる人の気持ちは気まぐれですから、毎日定期的にアクセスするわけでなく、 何らかなきっかけでアクセスすることになるのです。 今回のアクセス急増の原因といて考えられる事実は2つあります。 アクセス数急増につながった2つの要素以外にも原因はあるかと思いますが、2点に絞って解析してみました。
上に示す2点について、詳しく述べてみよう。当サイトにアップしてあった 「プリント類」 は
最近アップロードしたものではなく、授業の進行に先立った時期にアップしていたものでだったのですが、
一部の生徒にとってそれまでアクセスしなかったが、試験直前になってプリント類のダウンロードを行った。
その結果、アクセス数が急増した。ということになります。
事実、ホームページのカウンターからアクセス急増期には1日あたり50人程度のアクセス人数に相当します。
また、一部の生徒に聞いたところ、「試験勉強のため、プリントをダウンロードした」 との声がたくさんありました。
もう一つは、検索サイト Google にリンクが登録されたことが大きい影響をだしたという事実です。 それまで、Google検索で「物理の小道」を入力しても当サイトは上がってこないのが普通でした。 アクセス急増の後、Google検索をかけて見たところ、 「物理の小道」がリンクに上がってくることを3月8日に初めて気付きました。 外部からのアクセスなどが、これにより増加した可能性が十分にあります。 事実、試験後もアクセス数がそれなりに維持されていることからも、 Google検索に登録されたこともアクセス急増の大きな原因となったと考えられるのです (試験だけの理由ではアクセス数は以前の状態に戻ると考えられる)。
Webサイトのアクセス数の増減にかかわらず、 管理人(志)の趣味に合わせて「物理の小道」のコンテンツの充実に努めて行くつもりです。 「物理の小道」サイトは毎日更新という実績を継続してゆく決意ですが、 「毎日更新」というノルマは決して楽ではありません。 続く限りがんばってゆきたいノルマとしていますので、応援、協力のほどよろしくおねがいします。